安心な住宅建設のために
どーも、しも夫です。
住宅が着工して、徐々に更地の形が変わっていく姿に毎日ワクワクしています。
一方で事故や施工不備がないかドキドキしてチョロチョロ現場に足を運んでしまう心配性なしも夫です。
建物を建てるには鉄筋工や大工、板金工、内装工など業種ごとにいろんな業者さんが出入りします。
基本的に現場監督がしっかり見てくれるはずですが、それでも数多くの工程の内でミスや見落としが出てしまう場合があります。
自宅が運悪く、数少ないミスに遭遇してしまったら…なんて考えたらゆっくり寝ることもできませんよね。
かといって、毎日チェックしに行く訳にもいかないですし、そもそも見てもわからないというのが普通だと思います。
そんな方にオススメの制度があるんです。
その名も「JIO 新築住宅かし(瑕疵)保険」
住宅瑕疵担保履行法に対応する保険で、言葉だけではなんのこっちゃ?だと思いますが…
施工時の段階ごとに第3者審査機関がチェックし、建物の品質を保証してくれる保険です。
「そんなもの、確認申請が通ってるのに何であるの?」て思うかもしれませんが、確認申請はその名の通り建築基準法に適合しているか「確認」するだけで「保証」はしてくれません。
また、「うちは設計事務所が監理してくれるから安心じゃないの?」て思うかもしれませんが、設計監理も設計内容については監理できますが、細かな部分についてはどうしても施工者任せになってしまいます。
この保険を利用する事で確認申請で不足する瑕疵に対する公的な「品質保証」が得られます。
加えて建設業界は非常に景気の影響を受けやすい業態の1つです。ミスを多発する会社なんてすぐに潰れてしまいます。
「アフターフォローはバッチリです!」なんて営業マンの言葉を信用してはいけません。
雨漏りが発覚して問い合わせしたら「現在この電話番号は使われておりません」なんてザラです。
そういった場合にもこの保険はカバーしてくれます。
この保険を利用する場合には施工業者は「供託金」というものをJIOに預けなければなりません。
万が一、施工会社が潰れてしまってもこの「供託金」から補修費を補填されます。
多少、お金はかかりますがこの安心はプライスレスです。(フラット35を使っている場合は検査との併用ができるので少しお得になります。)
JIOの新築住宅瑕疵保険に興味のある方はJIOのHPにマンガで詳しく説明してあるので確認してみてください。
https://www.kashihoken.or.jp/kashihoken/pdf/mangajutaku.pdf
ではでは