マイホームの大きさを考える。
どーも、しも夫です。
マイホームの大きさってどれくらいがいいんでしょうか?
もちろん、世帯や予算、土地の広さなどより千差万別ですが、一般的には30〜40坪程度。近年、住宅価格はガンガン上がって、坪70〜80万円にもなっていることから、2500万円〜3500万円の住宅ぐらいが多いのかなと思います。
どの広さが最も良いかというのは答えがないため、みんなが迷うとこですよね。
いざ蓋を開けて見たら予算でカンジカラメ…
しも家では自分で設計するので、こんな感じで決めました。
①土地の情報を整理する
しも家の土地は50%と80%と比較的少なめですが、土地が普通より広いので、あまり気にする必要はありませんでした。
ただし、狭い土地の場合は要注意です。確認しないで進めて、後から敷地が足りませんっ!!ってなことになったら目も当てられません。
②具体的な住まい方をイメージする
しも家は部屋が何室欲しいということは考えませんでした。
具体的には、
- リビングとダイニングは住まいの中心。可能な限り広く!!
- 寝る部屋、お風呂は狭くていい!最小限!
- グランドピアノは置きたいけど、日常生活とは分けたい!
- リビング以外の居場所も欲しい!
- ものが散らばるのはイヤ!収納は適材適所に多め!
- 将来、家族が増えた場合でも対応できるようにしたい!
てな感じです。
この時にノートでも、付箋でもなんでもいいのでガンガン書き出します。
③敷地にゾーニングする
何となく住まい方をイメージしたら方位や入口、庭、境界からの離れたも含めて丸玉でスペース(部屋にしない)を何となく決めていきます。
例えば、南向きに広い庭をとって、庭に面したリビングを置いて…などなど
この作業を書いては消し、書いては消しを何十回と繰り返します。そうすると徐々に生活のイメージが具体化してきます。
④面積を押さえる
ゾーニング図から、大雑把な寸法で区切ってなんとなくの面積を押さえてみます。感覚的に大きすぎれば削ります。
必要があれば②→④を行ったり来たりします。
という感じで寝室が何帖、リビングは何帖とかは④まで出てきません。
そのため、しも妻からは『リビングは何帖?』て聞かれても『わからんっ!』と返す日々が続いて少々険悪に…
そういう意味ではおススメできないやり方かも…(-.-;)y-~~~
このやり方でやると、いくつか気づくことがあります。
『よく考えたらこの部屋は仕切る必要ないんじゃねぇ…』
→仕切りのない家になったり…
『よく考えたらそれぞれの部屋を完全に独立させた方がいいんじゃねぇ…』
→小さな部屋がたくさんある家になったり…
nLDKの家ではない、ライフスタイルにフィットした自分ならではの家が出来てきますよ。
特に、ローコストで建てたい!!って方にはおススメです。
しも夫は必ずしも、大きな家が素晴らしいとは思ってはいません。
ライフスタイルによっては小さくても非常に豊かな生活が送れる場合は十分あります。
凝り固まったマイホームのイメージを捨てて、自分にフィットしたお家にトライしてみませんか?
※建築士tips
nLDKとは2LDK,3LDKといった、部屋数からお家を作ることにより広さや間取りのイメージがわかりやすい家の構成。一方で、画一的な間取りになりやすいので、建築士はこの考え方が嫌いな人も多いです。